『エミリー・ローズ』

『エミリー・ローズ』

今日は午前中と午後、結構忙しかった。てるさんから午前中に予約があり、午後からやって来た。

DVDで韓国ドラマの『若者のひなた vol.09』の第25話を見る。

若者のひなた DVD-BOX(1)

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若者のひなた DVD-BOX(2)

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若者のひなた DVD-BOX(3)

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DVDでアメリカ映画の『エミリー・ローズ』を見る。この映画はまず幕開けで「実話にもとづいている」という断り書きが表示される。それで、うっかりこの映画で描かれている内容は事実なのだと誤解してしまう。しかし、映画が進行して描かれている内容を見ると、事実にしては演出過剰であるのがわかってくる。映画は実話にもとづいてはいるものの、脚色されているのは明かになってくる。この映画は、1976年にドイツでアンネリーゼ・ミシェルという学生が悪魔に取り憑かれたとされ、神父2名が悪魔祓いを行っている最中に本人が死亡し、神父2名が故殺の罪で有罪となった事件がもとになっているらしい。

それと、この映画は悪魔払いが題材となっているため、『エクソシスト』のようなホラー映画を連想してしまう。しかし、この映画の中心となる舞台はほとんどが法廷である。したがって、純粋なホラー映画ではないことがわかってくる。ホラーを法廷サスペンスとして描いている珍しい映画だという新鮮さが映画の内容に惹きつける。

映画では、トム・ウィルキンソンが演じるムーア神父が、ジェニファー・カーペンターが演じる6体の悪魔に取り憑かれたとされるエミリー・ローズの悪魔祓い後に、エミリー・ローズが死亡した事件として描かれている。法廷では、ムーア神父はエミリー・ローズに医療的な処置を受けさせなかった過失致死の責任を問われるのである。ムーア神父の弁護を引き受けるのは、ローラ・リニーが演じる不可知論者であり懐疑論者でもある女性弁護士である。片や、ムーア神父を訴追するのはキャンベル・スコットが演じるメソジスト派の検事である。信仰をもつ検事が神父の信じているコトを否定し、信仰をもたない弁護士が神父の信じているコトを擁護するという皮肉な構図になっている。そこで、観客の注意は、ムーア神父とエミリー・ローズの信じているコトは本当なのかという一点に集中される。エミリー・ローズは本当に悪魔に憑依されていたのかという疑問である。映画の映像を見ている限りは、ムーア神父とエミリー・ローズが信じていたコトは真実であるかのような描き方になっている。しかし、法廷で陪審員が下した結論は、ムーア神父とエミリー・ローズが信じていたコトは事実ではないと否定した評決であった。とろころが、陪審員による提案と裁判官の下した量刑は、ムーア神父とエミリー・ローズが信じていたコトを情状酌量するものであった。ただ、不可知論者であり懐疑論者であった女性弁護士は、ムーア神父とエミリー・ローズが信じていたコトを信じる方向へ傾いているように描いて終わらせている。この映画で変わったのは女性弁護士だけである。ムーア神父とエミリー・ローズの事件に深く関わることによって彼女の中で何かが変わっていく心の変化が描かれている。それもこの映画の見所であろう。

この映画はよく考えて脚本が構成されていると思う。ホラー映画と法廷サスペンスドラマを見慣れている私でも注意深く見ることができた。ただ、残念なのは、エミリー・ローズが悪魔に憑依されている場面は暗いシーンが多く、テレビでは彼女の姿がよく見れないという点である。そのせいで、若干怖さに欠ける面があった。

エミリー・ローズ 完全版 (Blu-ray Disc)

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エミリー・ローズ (UMD Video)

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