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『ビブリア古書堂の事件手帖』(テレビドラマ)

 関西テレビで放送されてテレビドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』の第11回(最終回)「乱歩が残した、間違った暗号文!?」を見る。

 ドラマのタイトルが一風変わっていたので見始めたのだけれども、古書店の店主・篠川栞子(剛力彩芽)が推理力を駆使して日常の出来事の謎を解くというストーリーに魅せられた。これまで推理といえば刑事事件と限られていたが、このドラマでは刑事事件のような重大な事件ではないが、個人にとっては重要な事件の謎を解いていくというこれまでにない物語の設定が魅力的であった。

 私は原作を読んでいないので、原作とドラマを比較しようがないが、ドラマとしてはつい推理に引き込まれてしまうという内容を持っていた。篠川栞子役を演じている剛力彩芽さんは博識な古書店の店主としてはちょっと若すぎるのではないかという難点を除いては雰囲気が出ていて良かった。

 それにしても、このドラマで最大の謎は、母親の篠川智恵子(安田成美)が子どもの姉弟をほっぽらかして10年間も本を探していたということかもしれない。しかも、智恵子は栞子なら自分の気持ちが理解できるだろうと言い、一緒にその本を探しに行こうとまで言っている。そしたら、誰がビブリア古書堂を経営していくんだろう?もっとも、栞子なはそんな母親のついて行かず、古書店に残る。

 私は本が好きなので、古書にまつわる蘊蓄が聞けるのもこのドラマの楽しみのひとつであった。

【キャスト】篠川栞子<しのかわ・しおりこ>[23](剛力彩芽)、五浦大輔<ごうら・だいすけ>[30](AKIRA)、笠井菊哉<かさい・きくや>[29](田中圭)、藤波明生<ふじなみ・あきお>[38](鈴木浩介)、横田奈津実<よこた・なつみ>[30](北川弘美)、篠川文也<しのかわ・ふみや>[18](ジェシー[ジャニーズJr.])、小菅奈緒<こすが・なお>[18](水野絵梨奈)、佐々木亜弥<ささき・あや>[20](トリンドル玲奈)、橋本さやか<はしもと・さやか>[23](内藤理沙)、篠川智恵子<しのかわ・ちえこ>[46](安田成美)、五浦恵理<ごうら・えり>[53](松坂慶子)、志田肇<しだ・はじめ>[52](高橋克実)

【スタッフ】原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫)、脚本:相沢友子、演出:松山博昭、制作:フジテレビ ドラマ制作センター

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『最高の離婚』(テレビドラマ)

 関西テレビで放送されたテレビドラマ『最高の離婚』の最終話(第11話、最終回)を見る。

 現代の30代の結婚事情をおもしろおかしくドラマ化したラブコメディである。お互いの性格が合わなくて痴話げんかが絶えない濱崎光生(瑛太)と濱崎結夏(尾野真千子)の元夫婦と、夫には隠された秘密がある原灯里(真木よう子)と上原諒(綾野剛)の内縁夫婦の2組のカップルを描いている。

 このドラマの面白さは、まず何と言っても主要な登場人物のキャラクターである。神経質で細かい性格の濱崎光生と大雑把な濱崎結夏、忍耐強い反面きつい性格も併せ持つ原灯里と女性にだらしなく無責任な性格の上原諒。ドラマではそれぞれのキャラクターが演出と演技によって生かされている。さらに、登場人物のキャラクターに合った台詞も印象的だ。

 お陰で毎週、『最高の離婚』には楽しませてもらった。最終回で2組のカップルはどうなるのかと思っていたけれど、無難な結末に落ち着くところへ落ち着いた。離婚した濱崎光生と濱崎結夏は結局お互いに別れられなくて縒りを戻す。原灯里と上原諒は区役所に婚姻届を提出する。

 結婚と離婚のはざまで迷える二組の男女を通して、結婚とは何か、夫婦とは何かを問いかけている現代の30代の等身大の夫婦を描いているラブ&ホームコメディであった。

【キャスト】濱崎光生[30](瑛太)、濱崎結夏[30](尾野真千子[Wヒロイン])、上原灯里[30](真木よう子[Wヒロイン])、上原諒[30](綾野剛)、瀬田智世(市川実和子)、瀬田継男(松尾諭)、海野菜那(芹那)、矢萩聡子(宮地雅子)、初島淳之介[23](窪田正孝)、濱崎修一(山崎一)、濱崎清恵(浅茅陽子)、星野健彦(ガッツ石松)、星野慶子(大島蓉子)、濱崎亜以子[80](八千草薫)

【スタッフ】脚本:坂元裕二、プロデュース:清水一幸、浅野澄美[FCC]、若松央樹、演出:宮本理江子、並木道子、加藤裕将、宮脇亮、音楽:瀬川英史、制作:フジテレビドラマ制作センター、制作著作:フジテレビ

【楽曲】主題歌:桑田佳祐「Yin Yang(イヤン)」(タイシタレーベル/ビクター)

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タグ:最高の離婚

『極北ラプソディ』(テレビドラマ)

 2013年3月19日と20日にNHK総合で二夜連続で放送された特集ドラマ『極北ラプソディ』の(前編)「ドクターモンスター降臨」と(後編)「名医の条件」を見る。

 医師が今中良夫(瑛太)ひとりだけになって財政難に陥ってしまった北海道の極北市民病院に再建請負人として世良雅志(小林薫)が院長として赴任してくる。世良雅志院長が経営再建策として打ち出したのは入院病棟の閉鎖と救急患者の受け入れ拒否の方針だった。そのため、今中良夫の恋人で理容師の並木梢(加藤あい)の祖父である並木彰吾(高橋昌也)も退院を余儀なくされる。実は、世良雅志院長は並木梢の実父であり、並木彰吾は世良雅志院長の義父だった。

 そんなある日、かねてから治療費を滞納していることから診療を拒否していた田所豊作(徳井優)が来院するが、診療を受け付けなかった後に死亡してしまうという出来事が起こる。

 世良雅志院長の計らいで今中良夫は雪見救命救急センターへ異動になる。今中良夫は並木彰吾から孫娘と別れて欲しいと言われていたが、異動がきっかけで並木梢のほうから別れを切り出す。今中良夫は速水晃一副センター長(山口祐一郎)のもとでドクターヘリでの救急医療にやりがいを感じる。そんな中、今中良夫は世良雅志院長によって並木彰吾の最後を看取るため極北市に呼ばれる。

 世良雅志院長の強引な経営再建策が問題になって市議会に喚問される。世良雅志院長は経営再建に目処が立ったとして極北市民病院を辞めることになる。今中良夫は極北市民病院に残ることにし、並木梢とも別れず彼女を守っていくことにする。

 ドラマは地方の地域病院の実情を描いていて、地方に住む私にっても地方医療・地域医療の崩壊の問題は興味深い内容だった。

【キャスト】今中良夫(瑛太)、並木梢(加藤あい)、世良雅志(小林薫)、今中万里子(松坂慶子)、田所豊作(徳井優)、速水晃一(山口祐一郎)、並木彰吾(高橋昌也)、飯島ミヨ(りりィ)、曽川留三子、三宅弘城

【スタッフ】原作:海堂尊『極北クレイマー』『極北ラプソディ』、脚本:宮村優子、音楽:吉俣良、演出:西谷真一[NHKエンタープライズ]、制作統括:佐野元彦[NHKエンタープライズ]、谷口卓敬[NHKドラマ番組部]

『おトメさん』(テレビドラマ)

 ABC(朝日放送)で放送されたテレビドラマ『おトメさん』の最終話(最終回)を見る。

 私はあまり見る気はなかったのだけれど、あややとビリケンさんが楽しそうに見ていたのでおつきあいで最初から最後まで見てしまった。

 昔からある嫁と姑問題を現代風にアレンジした新感覚の嫁姑ドラマという感じだった。ホームドラマが中心なのだけれどコメディとサスペンスの要素を織り交ぜた内容となっていた。

 息子の水沢優太(郭智博)の嫁になった水沢李里香(相武紗季)を姑の水沢麻子(黒木瞳)が気に入らず嫁の粗を探しているとキャバクラで働いていたことが分かる。しかも、キャバクラ時代に水沢李里香の常連客だった男の失踪事件が持ち上がり、嫁に疑惑がかかる。嫁の疑惑は晴れるが、今度は事件を捜査していた刑事の呉竹次郎(大地康雄)が嫁の父親だということが分かる。事件が解決した後、水沢麻子は自分が姑を殺したと告白し警察に自首するという行動に出る。保護責任者遺棄致死罪に当たるかと思われたが、結局、水沢麻子の行為は犯罪にならないということで警察から帰される。で、一件落着、雨降って地固まるの諺通り、水沢一家は家族全員が仲良く一緒に暮らすことになる。ラストの結末は、息子に良い嫁が来てくれて良かったという話で終わる。

 このドラマはタイトルのネーミングが良かったということではないだろうか。ネットでは嫁たちが姑のことを「トメ」と略称して呼んでいるとか。一般的な話であるが、現代の姑は昔の姑のように嫁に対して絶対的優位にはなく、むしろ嫁のほうが姑よりも強くなってしまい、弱い立場の姑を哀れみと同情を込めてドラマでは姑を「おトメさん」と呼び、おもしろおかしく描いている。逆に言えば、このドラマは世の姑への応援歌になっている。

【出演者】水沢麻子(黒木瞳)、水沢李里香(相武紗季)、水沢博行(石田純一)、水沢優太(郭智博)、呉竹次郎(大地康雄)、梶原美由紀(鈴木砂羽)、早瀬まるみ(臼田あさ美)、梶原うめの(冨士眞奈美)、北村満智子(奈美悦子)、梶原卓(大浦龍宇一)、一条真哉(神保悟志)

【スタッフ】脚本:井上由美子、演出:本橋圭太、星野和成[MMJ]、ゼネラルプロデューサー:黒田徹也[テレビ朝日]、プロデューサー:山田兼司[テレビ朝日]、清水真由美[MMJ]、音楽:柳田しゆ、制作:テレビ朝日、MMJ

【主題歌】竹内まりや『たそがれダイアリー』(ワーナーミュージック・ジャパン)

おトメさん DVD-BOX
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タグ:おトメさん

『いつか陽のあたる場所で』(テレビドラマ)と『書店員ミチルの身の上話』(テレビドラマ)

 NHK総合のドラマ10枠で放送されたテレビドラマ『いつか陽のあたる場所で』の第10回(最終回)「約束のゆくえ」を見る。

 このドラマは、ホストクラブで働く亮(松下洸平)に貢ぐお金を稼ぐために出会い系サイトで知り合った男性を睡眠導入剤で眠らせて金品を盗む昏睡強盗の前科を持つ小森谷芭子(上戸彩)と、DV(ドメスティック・バイオレンス)に耐えかね子どもを守るために夫を殺した前科を持つ江口綾香(飯島直子)という二人の女性の物語である。

 二人は北関東女子刑務所で服役中に知り合い親しくなる。出所後は二人とも台東区谷中で暮らすようになる。このドラマで驚いたのは、出所後に小森谷芭子は母親の小森谷妙子(浅野温子)と弟の小森谷尚之(大東駿介)から親子と姉弟の縁を切られ戸籍からも除籍されてしまうことである。さすがにそこまでするのかあと思ってしまった。ドラマの後半ではまず弟の小森谷尚之が姉を家族認めるようになり、母親の小森谷妙子も娘を家族として受け入れるようになったので安心した。

 前科が前科であるだけに出所後の社会復帰は江口綾香のほうが大変だったろうと思う。彼女の明るく前向きな姿勢が暗くなりがちなドラマの雰囲気を何とか食い止めていた。

 ドラマでは小森谷芭子の恋人となった岩瀬圭太(斎藤工)がマジシャンの修行のため渡米したままその後は登場していない。ドラマでは二人がどうなったのかそこらへんまで描いて欲しかった。

 ドラマの後半で江口綾香は台東区谷中を離れ神戸のパン屋で勤めているのが分かる。小森谷芭子は江口綾香に会いに神戸まで行くが、江口綾香は小森谷芭子のいる家まで戻らずそのまま神戸に留まる。それなのに1年後、江口綾香は小森谷芭子の家の前に現れる。ドラマはそこで終わってしまったので、江口綾香はどうなったのかがよく分からない。江口綾香は、単に小森谷芭子に会いに来ただけなのか、それとも台東区谷中に帰って来たのか、小森谷芭子の家へ一緒に住むのか不明である。

 『いつか陽のあたる場所で』はテレビドラマとしてはシリアスな内容で非常によく出来ていた。今までは若くて可愛い女の子役ばかりだった上戸彩さんが新しい役柄に挑戦していて役の幅を広げたと感じられた。飯島直子さんは江口綾香という役のキャラクターを非常に上手に演じていてその演技は評価されるのではないだろうか。小森谷妙子役を演じた浅野温子さんの演技が素晴らしいのはもちろん、小森谷尚之役を演じた大東駿介さんの演技も良かった。

【キャスト・配役・出演者】小森谷芭子[29](上戸彩、幼少期:三本采香)、江口綾香[39](飯島直子)、小森谷妙子[52](浅野温子)、小森谷尚之[25](大東駿介)、高木聖大(福徳秀介[ジャルジャル])、小森谷雪江[51](藤田朋子)、飯倉幸子[71](江波杏子)、大石セツ[70](松金よね子)、大石重雄[72](竜雷太)、岩瀬圭太[28](斎藤工)、大芝文彦[65](前田吟)

【スタッフ】原作:乃南アサ『いつか陽のあたる場所で』『すれ違う背中を』(新潮社)、脚本:高橋麻紀、鈴木裕那、音楽:澤野弘之、和田貴史、とくさしけんご、演出:渋谷未来、山内宗信、岡嶋純一、制作統括:銭谷雅義、近見哲平、制作著作:NHK、テレパック、主題歌:松任谷由実「Early Springtime」(EMIミュージック・ジャパン)

 NHK総合のよる☆ドラ枠で放送された『書店員ミチルの身の上話』の第10話(最終回)「告白」を見る。

 長崎県の書店で書店員として働いていた平凡な女性の古川ミチル(戸田恵梨香)は彼氏の上林久太郎(柄本佑)がいるにもかかわらず、光潤社書籍販売部主任の豊増一樹(新井浩文)と不倫関係になり、挙げ句の果ては仕事をほっぽり出して東京へまで付いて行ってしまう。帰るに帰れなくなった古川ミチルは幼馴染みの竹井輝夫(高良健吾)の部屋へ転がり込む。竹井輝夫の部屋には大学の後輩である高倉恵利香(寺島咲)も出入りしていた。

 やがて古川ミチルは書店の同僚に頼まれて買っておいた宝くじ1枚が2億円の当選くじだと分かり、当選金受取の銀行で受け取った2億円をそのままその銀行で預金する。ところが、彼氏の上林久太郎がやって来て古川ミチルを連れて帰ろうとするが、高倉恵利香がそれを止めようとして頭をフライパンで殴って死なせてしまう。帰って来た竹井輝夫はその死体を高倉恵利香とともに処理する。

 そのことで悩み竹井輝夫が恐ろしくなった高倉恵利香は鉄道の踏切で電車に飛び込み自殺してしまう。そのことを知った古川ミチルは、竹井輝夫が高倉恵利香を殺したのではないかと疑う。

 会社の金を使い込んでいたことがバレて追い込まれた豊増一樹は古川ミチルのもとを訪れる。古川ミチルは手切れ金として豊増一樹の借金返済に必要がお金を用立てると約束するが、豊増一樹は姿を消してしまう。またしても竹井輝夫が豊増一樹を殺したのではないかと疑いを持った古川ミチルは、フライパンで竹井輝夫を殴り逃げ出す。

 故郷に帰った古川ミチルは、 親友の初山春子(安藤サクラ)からタテブーこと立石武子(濱田マリ)が消息不明になったことを聞かされる。古川ミチルはタテブーも竹井輝夫が殺したとだと確信する。

 家にも帰れず、バスターミナルのベンチに古川ミチルが座っていると、バスの運転手である香月憲剛(大森南朋)が声をかけてくる。香月の母親が経営する食堂兼旅館に泊まらせてもらったことがきっかけで、古川ミチルはその食堂で働くことになる。ところが、竹井輝夫からその食堂に電話がある。恐くなった古川ミチルは香月にこらまであった出来事をすべて告白する。

 その後、古川ミチルと香月憲剛は結婚し、ミチルは妊娠する。二人は幸せに暮らしていた頃、竹井輝夫が香月憲剛のもとを訪れる。竹井輝夫は香月憲剛が前妻を殺していたことを突き止めていて、香月憲剛が自殺しなければそのこをと警察に通報すると脅す。香月憲剛は執拗な竹井輝夫から妻のミチルを守るため自首すること決意する。

 教会で香月ミチルは祈りながら、お腹の子どもとともに夫が帰ってくるのを待っている。

【キャスト・配役・出演者】古川ミチル(戸田恵梨香、幼少期:堰沢結衣)、竹井輝夫(高良健吾)、上林久太郎(柄本佑)、高倉恵利香(寺島咲)、豊増一樹(新井浩文)、ミチルの夫・香月憲剛[語り](大森南朋)、 初山春子(安藤サクラ)、立石武子[タテブー](濱田マリ)、沢田早苗(浅田美代子)、古川千秋(波瑠)、古川志摩子(滝沢涼子)、ミチルの実母(鍵本景子)、古川継徳(平田満)

【スタッフ】原作:佐藤正午『身の上話』、脚本・演出:合津直枝[テレビマンユニオン]、音楽:梅林茂、演奏:ARIGAT-ORCHESTRA、主題歌:U-Kiss「Alone」(avex trax)、制作統括:加賀田透、合津直枝[テレビマンユニオン]、制作著作:NHK、テレビマンユニオン

『塚原卜伝』 (テレビドラマ)

 NHK総合で再放送されたBS時代劇『塚原卜伝』の第7回(最終回)「卜伝見参」を見る。

 塚原卜伝のテレビドラマは珍しいので見てみることにした。毎回欠かさず見た。塚原卜伝 という剣豪の名前は知ってはいたものの、その人物となるとほとんど何も知らなかった。今回のドラマで塚原卜伝 のことを少し知ることができたのではないかと思う。

 塚原卜伝は、ドラマでは名前が塚原新右衛門(高幹[たかもと])となっていた。鹿島中古流と神道流で学び、回国修行の後、鹿島へ帰り、千日参籠の末に奥義「一つの太刀」を会得し、塚原卜伝と新当流を名乗るようになる。

 日本の歴史上、最も強い剣豪は誰かという候補に必ず塚原卜伝の名前があがる。39度の合戦、19度の真剣勝負において度も負傷しなかったということや、最低でも212人の剣士を斬っているということなどを考えれば納得できる。

【キャスト】堺雅人、平岳大、栗山千明、中村錦之助、朝加真由美、京野ことみ、三浦アキフミ、永島敏行、江波杏子、風間杜夫

【スタッフ】原作:津本陽「塚原卜伝十二番勝負」、脚本:山本むつみ、高山直也、演出:佐藤峰世、福井充広、音楽:川井憲次

塚原卜伝 DVD-BOX
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『チープ・フライト』(テレビドラマ)

 読売テレビの金曜ロードSHOW!で放送された特別ドラマ企画『チープ・フライト』を見る。

 竹内結子さんが日テレ系初主演の話題作ということで見てみることにした。

 ドラマの内容は、今話題の格安航空会社といわれるLCC(ローコストキャリア)を舞台にしたコメディタッチのCAのお仕事ドラマである。

 ドラマのあらすじは以下の通り。大手航空会社のCAである相沢美晴(竹内結子)が新しく立ち上げられた格安航空会社の新LCC「チェリーズ航空(CHERRY'S航空)」に出向させられるところから始まる。新会社へ出向くと、航空会社のオフィスとは思えない何もない狭い部屋。社員は社長の星幸太郎(船越英一郎)と加茂川隆(向井理)と相沢美晴の三人だけ。新しくCAを募集するも採用されたのは素人同然の女性たちばかり。新会社の方針は徹底した低コスト主義で節約と倹約ばかり。だけど、その分安全にはお金をかける。相沢美晴は新しい会社の方針や環境になじめず、採用されたCA候補生たちとトラブルばかり。初フライトを目指して訓練は続くが、果たして「チェリーズ航空」は無事に就航できるのか?

 ドラマでは格安航空会社といわれるLCC(ローコストキャリア)の仕事の舞台裏を見ているような内容で、LCCはこんなふうに経営や運営されているのだと知ることのできる目新しさがあった。しかも、コメディタッチがツボにはまっていて結構楽しく見ることができた。

【キャスト】相沢美晴(竹内結子)、加茂川隆(向井理)、倉持友花(桐谷美玲)、一宮恵子(宮崎美子)、櫻田まりあ(トリンドル玲奈)、三つ葉綾乃(朝倉えりか)、山本千鶴(野村麻純)、寺崎あゆみ(吉瀬美智子)、榎本優希(加藤あい)、星幸太郎(船越英一郎)

【スタッフ】脚本:樫田正剛、チーフプロデューサー:神蔵克、大平太、プロデューサー:三上絵里子、柳内久仁子[AXON]、演出:中島悟、制作協力:AXON、製作著作:日本テレビ

【出演者】番組ナビゲーター<シネマボーイ>:加藤清史郎

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