昨日に引き続き、NTT西日本の姫路西光ブロードバンド推進室から光ファイバーの電話サービスのひかり電話のセールスからもらった名刺に書いてある電話番号に電話をしたら、1度目は繋がらなくて、2度目は別のところへ繋がった。いったいどういうことだろう?おかしいし、明日になったらキャンペーンがどうなっているか見てみようという気にもなったのでそれ以上電話をするのを止めた。
ゲオで一青窈のベストアルバム『BESTYO』の中古CDがちょうど広告商品になっていてさらに割引されていたのでを購入する。
サンテレビで韓国ドラマ『守護天使』の第13話を見る。
夜、DVDで韓国映画の『イルマーレ』を見る。2000年の韓国の恋愛映画である。イルマーレというのはイタリア語で海を意味している。映画の主な舞台は一風変わった海辺の家である。その海の家に設置された郵便箱を介して1997年に生きる男(イ・ジョンジェ)と1999年に生きる女(チョン・ジヒョン)が2年間という時空のズレで手紙のやりとりができるところから物語は進行する。いままでにない変わった設定の映画である。最初、映画の出だしでは、女が海辺の家を出た後に男が海辺の家へ引越て来たのだと思っていた。ところが、男が引っ越して来た後、海辺の家が建てられてから間もないこと、男が住む前には誰も住んでいなかったこと等、当初理解していた時間に矛盾が生じることになる。そして、この映画では男の時間と女の時間が逆転していることに気がつかされる。そうして、郵便箱を通じて二人の男女の手紙の交換が深まっていく。お互いに心の内側を打ち明けて親しくなっていく。過去に生きる男はその女を探し出す。過去に生きている女を知る。男は女を愛するようになる。しかし、現在の女は過去に別れた別の男を愛していた。二人は2000年の3月に済州島で会う約束をする。女は約束の場所へ行くが、男はその場所へ現れなかった。なぜか?過去の男は約束を忘れるはずがないという。なぜ男は約束の場所へ現れなかったのか?女は別れた彼のことが忘れられないと、男に彼と会っていた過去の時点に戻って何とかしてくれと頼む。男は愛する女のためにその場所へ向かう。その場所へ行ったため、男はその場所で自動車にはねられて、女の目の前で赤の他人として死ぬ。そう、2000年の3月に男が約束の場所へ現れなかったのは死んでいたからなのである。愛する女が別れた彼氏と別れないようにするためにした行動が死の原因になったのである。悲しい男の恋である。現在の女はそのことを知り、自分のために男が死ぬ事故をくい止めようとするが遅かった。男は事故で亡くなってしまう・・・。ラストのシーンは最初と同じ女が海辺の家を出て行く場面になる。海辺の家の玄関を出た女の前に死んだはずの男が現れて、これから話すことは信じられないだろうが聞いてもらえないかと言って映画は終わる。ホッとした瞬間である。これから二人の物語は改めて始まる予感をさせる終わり方である。