夜、ここ1週間毎日来所されて2度の矯正を受けていた会員さんが仕事が終わって来所された。椎間板ヘルニアと座骨神経痛による右臀部の痛みがひどく、右脚前側にも痛みと痺れがある上、身体の歪みもかなりひどいので、1週間くらいで何らかの結果が出るのは難しいかなと思っていたところ、午前中の痛みが楽になったという。特に、朝に歩くのが痛かったらしくて、それが楽になったというのである。仕事中に椅子から立ち上がるとき痛かったが、治療室での椅子矯正後に立ち上がるときは痛くなかったという。夜中に痛くて目が覚めて寝られないと言っていたのが、夜眠れるようになってきたともいう。私の予想より早く結果が出て来ているようである。
ところで、その会員さん、礒谷療法要図を見て自分の骨盤の右側が上方へ上がっているので、自分の脚は右側が長いのではないという質問をされた。確かに、立位で骨盤の右側が上方へ上がっているのはその通りである。私も初めて来所されて立位の姿勢を見たときそうではないかと思った。しかも、椎間板ヘルニアと座骨神経痛による症状は右臀部と右脚前側に出ている。礒谷痛の症状からしても右脚が長いということになる。しかし、それは礒谷療法の理論での話であって、力学整体の理論ではそのようには考えない。礒谷療法師であればRO型またはR型と判定する可能性が高いであろう。力学整体のくわしい検査をすると、そうではないことが分かる。いちおうなぜ力学整体ではそのように考えないのか、そして現在のような角度で矯正をしているのかその理由を簡単に説明しておいた。私の言うことを完全に理解することはまだ難しいだろうが、結果が良好なのでご本人もある程度納得していただけたのではないだろうか。
オンライン書店のスカイソフトから連絡があって、スカイソフトのウエブサイトが外部より不正に攻撃され、ログを徹底調査したところ、過去に一部の利用者の個人情報が流出した痕跡を発見しましたらしい。現在、相当期間に遡って同様の痕跡が無いか調査続行中で、このため、スカイソフトサイトを一時閉鎖しているという。攻撃防御体制の不備からこのような事態を招いたということだ。私についても、登録した個人情報が流出した可能性があるという。それでスカイソフトのほうへ個人情報のうちいったい何が流失したか問い合わせをしておいた。