午前中に来所された会員さんに携帯電話についてお伺いしたところ、携帯電話の制限はどちらでも構いません、先生のお好きなようにしてください、私はそれに従いますということであった。
リーくんからのメールによると、てるさんの考えにはちょっと賛成しかねるということだった。
治療院にしろ他の業種のお店にしろ、その店のルールというかマナーというかそういうものは絶対あるし必要だと思うというのである。お客さんの要望はある程度聞き入れるけれども、これだけは守るべきものポリシーというのはあるべきだと思うということであった。
リーくんの治療院では治療院内での携帯電話は特に禁止はしていないということである。完全予約制なので一人づつしか治療していないから、患者本人だけの事柄で済み、他の患者さんに迷惑をかけることもないからということであった。もし何人も同時に治療しているような形態でやっていたら、携帯電話の使用は禁止にするということである。
リーくんによると、携帯電話の話し声というのは結構周囲にはうるさくて不快に感じるものだからということである。それにペースメーカーなどの問題も考慮しなければいけないし、精密機械には大して影響は出ないだろうとしてもマナーとしてこれは禁止しなければいけないと思うとのことである。携帯電話は他の患者さんの迷惑になることは十分考えられるし、別になんとも思わないと考える人は少数ではないかということであった。
てるさんとリーくんとではお互いに患者さんと治療院の経営者という立場の違いがある。そのため、こうした立場の違いがストレートに意見の違いとして反映したものであろう。