磯部隆『よりよく生きるための心理学 9つの心理学と選択理論』と『松本清張ドラマスペシャル 砂の器』(テレビドラマ、2011年)


 毎日テレビ(MBS)で放送された、MC:寺脇康文、進行:根本美緒、ゲスト:片岡鶴太郎、プレゼンター:パックンマックン、『週刊!健康カレンダー カラダのキモチ』の「カラダ 手に出る病のサイン 見逃すな!あなたの手からSOS!手が教えるカラダのトラブル」を見る。

 毎日テレビ(MBS)で放送された、司会:加藤浩次、進藤晶子、スタジオゲスト:田路正[株式会社ツヴァイ代表取締役会長]、『がっちりマンデー!!』の「がっちり 結婚のプロツヴァイ(秘)スゴ腕司会 結婚相談所「ツヴァイ」の会長が登場!「結婚させるビジネス」の裏側に迫る!」を見る。

 NHK Eテレで、【ゲスト】菊畑茂久馬[画家]、【司会】千住明、森田美由紀、【朗読】津田三朗、『日曜美術館』の「よみがえる地底の記憶〜世界記憶遺産・山本作兵衛の炭坑画〜」を見る。

 今回の日曜美術館は、炭坑(ヤマ)の記録画家・山本作兵衛[1892〜1984年]さんを取り上げていた。山本作兵衛さんのことは、今年の5月に炭坑の仕事や暮らしを描いた炭坑記録画の絵画や日記など697点がユネスコの世界記憶遺産に日本で初めて登録されたというニュースで知った。山本作兵衛さんは炭坑で働いた経験をもとに、福岡県筑豊地方の炭坑が閉山になって炭坑の警備員となった66歳から絵を描き始め、92歳で亡くなるまでに描いた絵は2千枚にも上るというから驚きである。

 番組では、「ツルハシで石炭を掘り出す上半身裸の男女」「ガス爆発事故」など坑内での様子から、「男女混浴の入浴」「炭坑を訪れた軽業師」などの作品が紹介されていた。

 今回のアートシーンでは、「犬塚勉展」(日本橋高島屋 9月26日まで)ほか各地展覧会情報を紹介していた。

 NHK教育テレビで放送された、【講師】山崎隆之[七段]、【きき手】鈴木真里[元女流アマ名人]、『将棋講座 山崎隆之のちょいワル逆転術(6)力将棋ではぐらかす』の「あの手この手でひっかきまわせ」を見る。

 モンキー・D・ルフィ [麦わらのルフィ](田中真弓)、ロロノア・ゾロ[海賊狩りのゾロ](中井和哉、浦和めぐみ[幼少期])、ナミ[泥棒猫](岡村明美、山崎和佳奈[代役])、ウソップ[狙撃の王様そげキング](山口勝平)、サンジ[黒足のサンジ](平田広明、大谷育江[幼少期])、トニートニー・チョッパー[わたあめ大好きチョッパー](大谷育江、伊倉一恵[代役])、ニコ・ロビン[悪魔の子](山口由里子、小林優子[代役]、永井杏[幼少期])、フランキー[鉄人(サイボーグ)](矢尾一樹、野田順子[幼少期])、ブルック[鼻唄のブルック](チョー)出演、テレビアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』の第508話「船長のもとへ 空島の脱獄と冬島の事件」を見る。

 NHK教育テレビで放送された、【解説】佐藤康光、【きき手】高崎真子、【司会】福山知沙、『囲碁・将棋フォーカス』を見る。

 今回の番組は、佐藤康光九段が羽生善治王座 対 渡辺明竜王の「第59期王座戦 第1局」を解説していた。「フォーカス・オン」では、「羽生王座20連覇に挑む!」と題して、前人未踏の20連覇に挑む羽生善治王座の特集を紹介していた。

 NHK教育テレビで放送された、【講師】中野寛也[九段]、【きき手】万波佳奈[四段]、『囲碁講座 中野寛也の戦いの“碁力”(6)みずから仕掛ける戦闘力』の「“間合い”を図って切れ」を見る。

 ビリケンさんがお昼はうどんを食べようと言うので丸亀製麺相生店へ行った。あややはとビリケンさんはかけうどんの並と大盛、私は肉ゴボウを食べた。その後、岡山ブルーライン「道の駅」一本松展望園へ行った。そこのJAの販売所でジャージー牛乳のモナカを食べて帰って来た。

 磯部 隆 (著) 『よりよく生きるための心理学 9つの心理学と選択理論』を読む。

 本書はウイリアム グラッサー博士の選択理論心理学を中心に、選択理論を脳の働きによって理解し、選択理論から9つの心理学を捉え直すというものである。選択理論と9つの心理学の折衷を試みた概説書とも言うべき内容であった。選択理論の重要な概念を自動車の車輪を通して理解するという方法を紹介してくれていて、既に選択理論のことを知っている私にとっても選択理論を理解するのに役立ってくれた。お陰で選択理論の深みを知ることができた。

 磯部 隆 (著) 『よりよく生きるための心理学 9つの心理学と選択理論』(静岡学術出版)

よりよく生きるための心理学 9つの心理学と選択理論
よりよく生きるための心理学 9つの心理学と選択理論

 MBS製作、TBS系列のMBS(毎日テレビ)で放送された、加藤和恵[集英社「ジャンプスクエア」連載]原作、岡村天斎監督、山口亮太シリーズ構成、竹田滋、勝股英夫、近藤裕、太布尚弘、東山敦企画、越智武、茨木政彦、植田益朗、落越友則エグゼクティブプロデューサー、丸山博雄、井上貴允、足立聡史、金庭こず恵、古川慎プロデューサー、林健一アニメーションプロデューサー、佐々木啓悟キャラクターデザイン、岡正春撮影監督、澤野弘之音楽、UVERworld「CORE PRIDE」[オープニングテーマ]、2PM「Take off」[エンディングテーマ]主題歌、奥村燐(岡本信彦)、奥村雪男(福山潤)、杜山しえみ(花澤香菜)、勝呂 竜士(中井和哉)、志摩廉造(遊佐浩二)、三輪子猫丸(梶裕貴)、神木出雲(喜多村英梨)、霧隠シュラ(佐藤利奈)、イゴール・ネイガウス(置鮎龍太郎)、アマイモン(柿原徹也)、メフィスト・フェレス(神谷浩史)、藤本獅郎(藤原啓治)出演、テレビアニメ『青の祓魔師(あおのエクソシスト、青エク)』の第21話「秘密の花園」を見る。

 NHK Eテレで、【出演】草野厚[慶応義塾大学教授]、『白熱教室JAPAN 慶応義塾大学』の第2回「日中・日韓関係を考える」を見る。

 今回の『白熱教室JAPAN』は慶応大学湘南藤沢キャンパスから20年前から討論形式の授業を続けてきた草野厚教授の講義である。草野厚教授は既成概念に捕らわれず大胆な発想を育むことを目指し、グループワークや討論など個性的な教育を続けている。今回の草野厚教授の講義のテーマは日本の外交政策である。

 今回のテーマは「日中・日韓関係」であった。中国や韓国との間に尖閣諸島や竹島を巡る領土問題や歴史認識などの問題が山積している日本が中国や韓国とどのように付き合っていけば良いかを討論していた。

 田渕久美子原作・脚本、伊勢田雅也演出、屋敷陽太郎、櫻井賢制作統括、大杉太郎プロデューサー、鈴木保奈美語り、井上二郎ナレーション、江(上野樹里)、茶々[淀](宮沢りえ)、初[常高院](水川あさみ)、織田信長(豊川悦司)、市(鈴木保奈美)、浅井長政(時任三郎)、須磨(左時枝)、ヨシ(宮地雅子)、サキ(伊佐山ひろ子)、ウメ(和泉ちぬ)、羽柴秀吉[木下藤吉郎秀吉 → 羽柴秀吉 → 豊臣秀吉](岸谷五朗)、明智光秀(市村正親)、柴田勝家(大地康雄)、おね[→ 北政所 → 高台院](大竹しのぶ)、なか[ → 大政所](奈良岡朋子)、徳川家康(北大路欣也)、徳川秀忠[竹千代 → 徳川竹千代 → 徳川秀忠](向井理、幼少期:嘉数一星)、織田信包(小林隆)、千宗易[千利休](石坂浩二)、細川たま[細川ガラシャ](ミムラ)、羽柴秀長[→ 豊臣秀長](袴田吉彦)、旭(広岡由里子)、黒田官兵衛(柴俊夫)、豊臣秀勝[羽柴秀勝 → 豊臣秀勝](AKIRA)、酒井忠次(桜木健一)、本多忠勝(苅谷俊介)、織田信雄(山崎裕太)、織田信孝(金井勇太)、三法師(庄司龍成)、佐久間盛政(山田純大)、京極龍子[→松の丸殿](鈴木砂羽)、京極高次(斉藤工)、佐治一成(平岳大)、羽柴秀次[→ 豊臣秀次](北村有起哉)、大姥局[おおばのつぼね](加賀まりこ)出演、NHK大河ドラマ・第50作『江〜姫たちの戦国〜』の第35回「幻の関ヶ原」を見る。

 【スタッフ】監督・演出:藤田明二、原作:松本清張『砂の器』(新潮文庫刊)、脚本:竹山洋、チーフプロデューサー:五十嵐文郎[テレビ朝日]、プロデューサー:藤本一彦[テレビ朝日]、河瀬光[東映]、小野川隆[東映]、制作:テレビ朝日、東映、【キャスト・配役・役名・出演者】吉村弘(玉木宏、幼少期:澤畠流星)、山下洋子[原作には登場しないオリジナルキャラクター](中谷美紀)、和賀英良(佐々木蔵之介、幼少期・本浦秀夫:青木淳耶)、田所佐和子(加藤あい)、辰井捜査一課長(榎木孝明)、黒崎捜査一係長(大杉漣)、田島警部(西村雅彦)、三木彰吉(原田龍二)、関川重雄(長谷川博己)、亀田北警察署長(平泉成)、川野英造(森本レオ)、三浦恵美子(紺野まひる)、手配の男(今井雅之)、中山刑事(合田雅吏)、宮田邦郎(山口馬木也)、「ボヌール」のバーテン(デビット伊東)、成瀬リエ子(吉田羊)、桐原小十郎(米倉斉加年)、桑原[言語学者](かとうかず子)、伊勢あさひ館[映画館]支配人(六平直政)、住職(山田明郷)、お妙(江波杏子)、二見旅館の女将(烏丸せつこ)、上杉医師(小林隆)、科研技師(河西健司)、田中係長[区役所](木下ほうか)、区役所課長(細川純一)、映画館社長(立川三貴)、引越し業者(谷口高史)、酒蔵の店主(福本清三)、亀田北警察署員(澤田誠)、監察医(藤沢徹衛)、三木謙一の妻(鈴川法子)、「ボヌール」の女給・すみこ(松島紫代)、婦人警官(中山京子)、吉村妙子[弘の亡き妹](杉山優奈)、橋本一郎、井上肇、近童弐吉、木内義一、尾方裕司、石田龍昇、田井克幸、木村康志、北沢光雄、蟷螂襲、藤井ゆきよ、佐藤浩、多々納斉、南周平、上村厚文、北川肇、石井真司、松永吉訓、林聖也、まつむら眞弓、川鶴晃裕、山根誠示、窪田弘和、柴田裕司、前川恵美子、高橋知代、井上久男、大石彩未、石川栄二、田村将之、泉知奈津 、田所重喜(小林稔侍)、三木謙一(橋爪功)、本浦千代吉(山本學)、今西栄太郎(小林薫)、2011年9月11日(日)の 21時03分から23時09分までテレビ朝日系列のABC(朝日放送)で放送されたテレビドラマ『松本清張ドラマスペシャル 砂の器 第二夜』を見る。

 このテレビドラマ『松本清張ドラマスペシャル 砂の器』は、今年の3月12日と13日の2夜連続で放送予定だったが、東日本大震災発生により放送が延期されていたものである。

 松本清張の長編推理小説『砂の器』は過去に1974年に映画化されており、テレビドラマ化は今回で5回目になる。

 私は1974年の映画と2004年版のテレビドラマを見た記憶がある。後のテレビドラマを見たことがあるのかどうかは定かではない。

 私にとって1974年の映画『砂の器』は小学校から映画館へ行って見た記憶がある印象深い作品である。当時は小学5年生だったのではないだろうか。映画の内容を全てを理解するのはまだ小学生だったので年齢的に不十分だったと思うのであるが、映画の物語と映像は鮮烈な内容を持った作品として記憶に焼き付けられた。

 さて、今回のテレビドラマ『砂の器』は1974年の映画と比較してどうだろうかと楽しみにして見始めた。ところがどうしたことだろう。あまり面白くないのである。

 まず、このドラマは刑事の吉村弘(玉木宏)を主人公にしてしまっているため、音楽家の和賀英良(佐々木蔵之介)の影が薄くなってしまっている。そのため、この物語の焦点は和賀英良の宿命と葛藤にあるのにそれがぼやけてしまっているのである。その結果、底の浅い話になってしまっている。また、吉村弘は捜査の過程でまだ三木謙一と和賀英良とを結びつける証拠が何も出ていない段階から直感で和賀英良が犯人ではないかと疑うようになっている。これはいかにも可笑しい。この段階で三木謙一を殺害したのは和賀英良だと思えるはずがない。推理ものとしてもちょっと稚拙な感じがした。

 次ぎに、原作には登場しない新聞記者の山下洋子(中谷美紀)を起用しているのであるが、これが吉と出るか凶と出るかと見ていたのだけれど、警察顔負けの推理と調査に驚かされた。むしろ、彼女の取材は警察の先を行っているのである。ちょっとあり得ないことのように思えた。つまり、警察が苦労をして捜査によって和賀英良の過去を暴いていくという過程をたどるはずが、山下洋子が先取りしてあっさり警察に教えてしまうのであるから謎解きの経過を味わう楽しみが減ってしまっている。そのため、物語の中で山下洋子は邪魔な存在になってしまっている。

 それから、和賀英良役を演じている佐々木蔵之介さんはどちらかというと明るい印象を与えるので和賀英良役には向いていないのではないかと思えた。

 このドラマで最も致命的なのは和賀英良が三木謙一を殺さなければならなかった動機付けが極めて弱いのである。和賀英良が恩人とも言える三木謙一を殺さざるを得なかった動機を納得させてくれていない。

 今回のドラマ『砂の器』は期待外れでちょっと残念であった。

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砂の器〈上〉 (新潮文庫)
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砂の器〈下〉 (新潮文庫)
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 NHK総合テレビで放送された、チョ・ジュンヒョン企画、イ・ビョンフン、キム・グノン演出、キム・イヨン、イム・セヒョン脚本、キム・ジョンハクプロダクション制作、イ・サン[李祘]・チョンジョ[正祖]役(イ・ソジン、川島得愛/幼少期:パク・チビン、本城雄太郎)、ソン・ソンヨン[成松淵]・宣嬪昌寧成氏役(ハン・ジミン、花村さやか/幼少期:イ・ハンナ、前田瀬奈)、パク・テス[朴大壽]役(イ・ジョンス[李鍾洙]、宮内敦士/幼少期:クォン・オミン、新井海人), ヨンジョ[英祖]役(イ・スンジェ、大塚周夫)、サド[思悼]世子[セジャ]役(イ・チャンフン、咲野俊介)、ヘギョングン[恵慶宮]・豊山洪氏役(キョン・ミリ、宮寺智子)、チョンスン[貞純]王妃・慶州金氏役(キム・ヨジン、高島雅羅)、ファワン[和緩]翁主役(ソン・ヒョナ、岡寛恵)出演、韓国時代劇ドラマ『イ・サン(이산 李祘)』の第21回「市場の反乱」を見る。

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