『ドライブ・アングリー3D』(アメリカ映画)と『メカニック』(アメリカ映画、2011年)と『マイ・バック・ページ』(日本映画)


 NHK総合テレビで、【作】渡辺あや、【出演】糸子(尾野真千子、夏木マリ)、二宮星、小林薫、千代(麻生祐未)、正司照枝、奈津(栗山千明、江波杏子)、玉枝(濱田マリ)、須賀貴匡、木岡(上杉祥三)、高須瑠香、吉岡竜輝、桂茶がま、宝田明、十朱幸代、田中隆三、トミーズ雅、石田太郎、木之元(甲本雅裕)、柳生みゆ、眞木めい、吉田葵依、尾上寛之、渡辺大知、八重子(田丸麻紀)、財前直見、小泉孝太郎、國村隼、宮嶋麻衣、サエ(黒谷友香)、団時朗、駿河太郎、板尾創路、中村美律子、昌子(玄覺悠子)、三島ゆり子、二宮星、綾野剛、恵(六角精児)、北村(ほっしゃん。)、三浦(近藤正臣)、長女・優子(新山千春)、次女・直子(川崎亜沙美)、三女・聡子(村崎真彩→安田美沙子)、塚本晋也、源太(郭智博)、悟(内田滋)、鳥山(末成由美)、里香[優子の娘](小島藤子)、孝枝(竹内都子)、小笹将継、河瀬譲[生地問屋河瀬商会の跡取り](川岡大次郎)、吉岡栄之助[京都の老舗呉服屋の息子](茂山逸平)、清川(三林京子)、譲の父(佐川満男)、高山守[商社マン](藤間宇宙)、病院の事務長(蟷螂襲)、院長・龍村(辰巳琢郎)、相川(山田スミ子)、加奈子[末期ガン患者](中村優子)、川上[糸子が優子の代役で公演した病院の以前の看護師長](あめくみちこ)、連続テレビ小説『カーネーション』の第26週「あなたの愛は生きています」の第149話を見る。

 【スタッフ】監督:パトリック・ルシエ、脚本:トッド・ファーマー、パトリック・ルシエ、製作:マイケル・デ・ルカ、レネ・ベッソン、製作総指揮:アダム・フィールズ、ジョー・ガッタ、アヴィ・ラーナー、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン、ジョン・トンプソン、音楽:マイケル・ワンドマッチャー、撮影:ブライアン・ピアソン、編集:パトリック・ルシエ、デヴィン・C・ルシエ、【キャスト】ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)、パイパー(アンバー・ハード)、監察官(ウィリアム・フィクナー)、ヨナ・キング(ビリー・バーク)、ウェブスター(デヴィッド・モース)、2011年2月25日 (2011年8月6日)公開のアメリカ映画『ドライブ・アングリー3D(原題:Drive Angry 3D)』を見る。

 この映画『ドライブ・アングリー3D』のあらすじは以下の通り。カルト教団に愛する娘を殺され、娘の赤ちゃんを奪われた男ジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は、娘の復讐と孫を取り戻すため彼らを追跡する。追跡の途中で、ウェイトレスのパイパー(アンバー・ハード)を巻き込んで一緒にカルト教団を追い掛けることになる。その背後では、FBIの捜査官を名乗る人間とは思えない謎の男・監察官(ウィリアム・フィクナー)がジョン・ミルトンを追跡していた。

 ネタバレになるが、ジョン・ミルトンは地獄に落ちた死者で、FBIの捜査官を名を騙る男は地獄の監察官という設定になっていることがラストの結末近くで分かる。映画の途中でジョン・ミルトンにしても、監察官にしても人間ではあり得ないことが起きているので、彼らが人間ではないということは中盤で既に分かる。

 ストーリーは単純なのだけれでも、アクション映画としてはそこそこ楽しめる。

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 サンテレビで放送された、【スタッフ】脚本:オカムラチカラ[パート3全作]、監督:オカムラチカラ、ゼネラルプロデューサー:後藤龍也[九州朝日放送]、制作協力:フリーデリックスタジオ、制作:九州朝日放送、博報堂DYメディアパートナーズ、【主題歌】ダニエル・パウター "Bad Day"、福岡にあるKBCテレビが2006年から年1回制作・放送しているローカルドラマ特番で2008年2月8日23時15分から24時12分まで放送されたパート3『福岡恋愛白書3 〜ふたつの Love Story〜』の【キャスト】小野真弓、稲葉大助、斉藤ふみ[ローカルタレント、『ドォーモ』レポーター]、岡本啓[『ドォーモ』レポーター]、藤原里奈[『るり色の砂時計』ナビゲーター]、西田たかのり[パート1・2に続き出演]、馬原孝浩[福岡ソフトバンクホークス]、「ウイニングボールの行方」と【キャスト】多岐川華子、湊晃、岡部はち郎、福本清子、井上のどか、「願い」を見る。

 サンテレビで放送された、【スタッフ】脚本:イ・グンリム、ムン・ボヒョン、【キャスト】ハン・スイン(チャン・シニョン)、ユ・ヒョンス(イ・サンウ)、ユ・ミンス(シム・ヒョンタク)、ソ・ミリョン(チョ・ヨジョン)、ユ・ゴニョン(パク・クニョン)、クク・ヒョスン(バン・ヒョジョン)、ユ・ヨンジュン(チャン・ヨン)、ナム・スンジョン(ユン・ヨジョン)、オ・ソニョン(イ・ボヒ)、ハン・デフン(ハン・ジニ)、ヒロ[アキヤマヒロイチ](大谷亮平)、2009年の韓国ドラマ『家に帰る道(집으로 가는 길)』(全120話)の第40話「消せない確執」を見る。

 サンテレビで放送された、【スタッフ】脚本:チョン・ソンヒ、演出:ユン・チャンボム、キム・ヨンジョ、【キャスト・登場人物】プヨ・グ[扶余句]/クンチョゴ[近肖古]王(カム・ウソン)、プヨファ[扶余花] (キム・ジス)、ヘ・ゴン (イ・ジフン)、ポックゴム[ポックゴム→モンナグンジャ](ハン・ジョンス)、2010年11月6日から2011年5月29日まで韓国KBSで放送された韓国ドラマ『百済の王 クンチョゴワン(近肖古王)』の第41話「反乱の始まり」を見る。

 【スタッフ】監督:サイモン・ウェスト、脚本:ルイス・ジョン・カリーノ、リチャード・ウェンク、原案:ルイス・ジョン・カリーノ、製作:デヴィッド・ウィンクラー、ビル・チャートフ、レネ・ベッソン、製作総指揮:アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ、アヴィ・ラーナー、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート、ボアズ・デヴィッドソン、音楽:マーク・アイシャム、撮影:エリック・シュミット、編集:トッド・E・ミラー、T・G・ハリントン、【キャスト】アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)、スティーヴ・マッケンナ(ベン・フォスター)、ディーン・サンダーソン(トニー・ゴールドウィン)、ハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)、サラ(ミニ・アンデン)、ヘンリー(ランス・ニコルズ)、フィンチ(マーク・ナッター)、レイモンド(ジョシュア・ブリッジウォーター)、キャリバン(J.D.エヴァーモアー)、バーク(ジェフ・チェイス)、ヴォーン(ジョン・マッコーネル)、ラルフ(スチュアート・グリアー)、ケリー(クリスタ・キャンベル)、セバスチャン(デビッド・レイチ)、フィンチの妻(ララ・グライス)、2011年1月28日(2011年8月13日)公開のアメリカ映画『メカニック(原題:The Mechanic)』を見る。

 この映画『メカニック』は、1972年のチャールズ・ブロンソン主演のアクション映画『メカニック』のリメイク作品である。私は恐らくオリジナル作品を見ていないと思う。

 映画『メカニック』のあらすじは以下の通り。闇の犯罪組織から親友で暗殺の仕事を教えてくれた恩人でもあるハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)を暗殺を命じられた暗殺者のアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)はプロとして命令を遂行する。しかし、アーサー・ビショップは暗殺実行の後からそのことが痼りと苦い傷になって心に応えてくる。そして、葬儀で会ったハリー・マッケンナの息子であるスティーヴ・マッケンナ(ベン・フォスター)に暗殺のテクニックを教え込んで一緒に仕事をするようになる。そして、アーサー・ビショップはハリー・マッケンナ殺しの命令が組織の罠だったことを知り、組織に対して戦闘を仕掛ける。ところが、スティーヴ・マッケンナは父親を殺したのがアーサー・ビショップだと知ってしまう。ハリー・マッケンナの復讐を果たしたアーサー・ビショップは彼の息子で自分の弟子でもあるスティーヴ・マッケンナから父親の復讐を受けることになる。

 以下、ネタバレになる。アーサー・ビショップはスティーヴ・マッケンナの復讐を予想していてその場合の対策を取っていた。ラストの結末では家を焼却し、仕掛けておいた爆弾が爆発して自動車に乗っていたスティーヴ・マッケンナは爆死する。

 前半はどうかなと思ったが、中盤から面白くなって来た。アクション映画としてはなかなか面白かった。

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 【スタッフ】監督:山下敦弘、脚本:向井康介、原作:川本三郎『マイ・バック・ページ ある60年代の物語』(平凡社刊)、製作:映画「マイ・バック・ページ」製作委員会、音楽:ミト[fromクラムボン]、きだしゅんすけ、スタイリスト:伊賀大介、VFXスーパーバイザー:小田一生、撮影:近藤龍人、編集:佐藤崇、【楽曲】主題歌:真心ブラザーズ+奥田民生「My Back Pages」、【キャスト】沢田雅巳[週刊東都、東都ジャーナル記者](妻夫木聡)、梅山[本名・片桐優 赤邦軍リーダー](松山ケンイチ)、倉田眞子[週刊東都表紙モデル、※モデルは保倉幸恵](忽那汐里)、安宅重子[赤邦軍隊員](石橋杏奈)、赤井七恵[赤邦軍隊員](韓英恵)、柴山洋[赤邦軍隊員](中村蒼)、飯島[東都ジャーナルデスク](あがた森魚)、徳山健三[週刊東都デスク](山崎一)、清原[反戦自衛官](山本剛史)、佐伯仁[運動家](山本浩司)、中平武弘[週刊東都 記者](古舘寛治)、津川[週刊東都記者](中野英樹)、キリスト(青木崇高)、前園勇[京大全共闘議長、※モデルは滝田修](山内圭哉)、唐谷義朗[東大全共闘議長、※モデルは山本義隆](長塚圭史)、タモツ(松浦祐也)、小林[東都ジャーナル編集長](菅原大吉)、島木武夫[週刊東都編集長](中村育二)、白石[東都新聞 社会部部長](三浦友和)、康すおん、近藤公園、熊切和嘉ほか、2011年5月28日公開の日本映画『マイ・バック・ページ(My Back Pages)』を見る。

 この映画『マイ・バック・ページ』の原作は、評論家・川本三郎氏の著作となる回想録『マイ・バック・ページ』である。

 映画『マイ・バック・ページ』のあらすじは以下の通り。「週刊東都」の新米記者である沢田雅巳(妻夫木聡)は新左翼運動への取材を通じて運動家と接触を図っていく。その中の一人で「京西安保」の幹部と名乗る梅山(松山ケンイチ)と知り合い、彼の言うことを疑いながらも取材対象として関係を深めていく。ところが、梅山と中心とした組織「赤邦軍」が朝霞自衛官殺害事件を起こし、情報源の秘匿を理由に取材源を明かさなかった沢田雅巳自身も事件に巻き込まれてしまう。

 この映画はかなり退屈であった。これほど退屈な映画を見るのも久しぶりである。退屈ながらも実話に基づいていることもあった映画で描かれてある内容に重みがある。もし、映画の内容がフィクションだったらただ単に退屈な映画で終わってしまうところである。昭和の学生運動や左翼運動が盛んだった時代にこういうことがあったのだと知ることができたのは良かった。

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【映画パンフレット】 『マイ・バック・ページ』 監督:山下敦弘.出演:妻夫木聡.松山ケンイチ.忽那汐里
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ユリイカ2011年6月号 特集=山下敦弘 『マイ・バック・ページ』の〈青春〉
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