100分de名著でアレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』を取り上げるというので毎回放送を楽しみにして見させていただいた。
私は二十代前半の頃にこの『モンテ・クリスト伯』を読み、その後の人生と生活の問題に見舞われたときこの『モンテ・クリスト伯』が心の支えとなってくれたことを記憶している。私にとって一番辛いときの恩ある小説だといえる。
それからまだ『モンテ・クリスト伯』は読み返してはいない。だから、小説の内容の細部に関する記憶が薄れている と思う。今回、NHKのEテレの100分de名著で『モンテ・クリスト伯』を取り上げてくれたので、私が読んで理解した内容を解説によってさらに理解が深まるのではないかと期待した。
『モンテ・クリスト伯』の理解の仕方やアレクサンドル・デュマの生涯などを知ることができ番組の内容は参考になったし見て良かったと思う。
【ゲスト】安部譲二[作家]、【解説】佐藤賢一[作家]、【司会】伊集院光、武内陶子
デュマ『モンテ・クリスト伯』 2013年2月 (100分 de 名著)